ローライダーはハーレーの名車です

大型のアメリカンバイクのルーツであるハーレーダビッドソンは、これまで数多くの名車を生み出してきました。
その中でもローライダーは知名度がとても高く、ハーレーを代表する名車として今でも高い人気を誇っています。

ハーレーのバイクは大きく分けて、ダイナシリーズとソフテイルシリーズの2つに分類されます。
ローライダーは、ハーレーのダイナシリーズに属し、走行性能を重視していることが特徴です。
ソフテイルは走りよりもデザインやスタイルを重視しています。

ローライダーに搭載しているV型2気筒のエンジンは、ラバーマウントで固定されていますので、スピードを出した時も振動が少なく、快適に走行することができます。エンジンの回転数を下げるとビッグツインエンジン独特の振動を楽しむことができ、大型バイクならではの醍醐味を堪能できます。
中古でローライダーを買う時には、エンジンのラバーマウントの状態を確認することが大事です。
ラバーマウントが傷んでいると、振動が激しくなります。

ラバーマウントって何?

ハーレーのエンジンには「ラバーマウント」と「リジッドマウント」がある事をご存知でしょうか?それぞれ説明しますと、
ラバーマウントは、エンジンのマウントがゴムのブッシュを介しており、リジッドマウントは、エンジンがフレームに直接マウントされているという事。
エンジンの仕様によりどちらのマウントか分かれますが、ゴムを介しているラバーマウントの方が振動が緩和されます。

名車ファットボーイとは

名車『FLSTF ファットボーイ』は、ハーレーダビッドソンの人気モデル。

1990年に最初のモデルとして登場した『FLSTF ファットボーイ』は、ユーザーから熱い指示を受けて売れ、名車ファットボーイとして人気を獲得し、1997年まで販売されました。デビュー時のファットボーイは、ファットバーという太いハンドルでハーレーダビッドソンのファンたちに強烈なインパクトを与えました。

幅の広いビーチバーハンドルが採用されており、低い車高のFLの前後にはディッシュホイールが採用されました。
全身にクロームをまとったファットボーイは、高出力Twin Cam 103B V-Twinエンジンを中心に据え、巨大なミラークロームホイールを両輪に装備しています。マイナーチェンジは、1997年モデルで唯一行われました。

ひとつの疑問は、確実な成功を収めながら、なぜ変更する必要があるのだろうかということです。1991年にオリジナルの銀をモチーフを取替え、構成する外装パーツに施されているのを見ることが出来ます。ただしガソリンタンクに描かれた翼は、変わることはありませんでした。