ハーレーのTC96エンジンの特徴

ハーレーのエンジンはV型2気筒のエンジンであることが特徴です。ハーレーのエンジンは歴史と共に進化しており、現行モデルに搭載されているものは、TC96と呼ばれているものです。TC96の特徴は、低い回転数でも走行することが可能であることです。ハーレーのミッションは2006年から全て6速になりましたが、TC96はギアを6速に入れて走行する時でも、力強いトルクを得ることができます。TC96がハイパワー化できた理由は、燃焼系に4輪車で使用されているインジェクションを導入したためです。インジェクションを導入することによって、燃焼効率を大幅に向上することが可能になり、回転数が低くても高出力が得られるようになりました。インジェクションはコンピュータによる制御が可能であるため、排気ガスの排出量を抑えて燃費の向上にも貢献します。TC96のもう一つの特徴として、従来のエンジンよりも排気量をアップさせていることです。従来のTC88の排気量は1449ccでしたが、TC96の排気量は1584ccですので、100cc以上も排気量がアップしています。排気量をアップしたことによってストロークアップが可能になり、ハーレー独特の鼓動感を損ねずに高出力が得られます。ピストンやコンドットなどのパーツは軽量化されており、排気量アップによる重量の増加を最小限に抑えています。カムシャフトも軽量化されており、加速性が大きく向上しています。